「やった!」
今日の夜もっちでは、だいふくーにそんな顔をしてもらいました。
でも、宝くじが当たったわけでもない(笑)。
ものすごくいいことが起きたわけでもありません。
きれいな空を見つけた。
おいしいものを食べた。
誰かが笑ってくれた。
それくらい。
でも今日、この投稿を書きながら思いました。
僕たちはいつから、こんな小さなことを「たいしたことじゃない」と思うようになったんだろう。
子どもの頃は、小さなことで喜べた。
子どもの頃って、今考えるとすごいですよね。
好きなお菓子があった。
「やった!」
明日休みだと分かった。
「やった!」
友だちが遊びに来た。
「やった!」
ものすごく単純です(笑)。
でも大人になるにつれて、喜ぶための条件が少しずつ大きくなっていきます。
仕事で結果が出た。
売上が上がった。
給料が上がった。
目標を達成した。
SNSなら、フォロワーが増えた。
たくさん「いいね」がついた。
もちろん、それは嬉しい。
僕だって嬉しいです。
でも、それだけを「嬉しいこと」にしてしまったら、嬉しい日はずいぶん少なくなってしまいます。
SNSをやっていると、数字が幸せの基準になりやすい。
Mochiesを毎日発信しています。
Instagram。
X。
note。
そしてTikTok。
投稿すれば、数字が出ます。
何人が見た。
何人が反応した。
何人増えた。
昨日より多い。
昨日より少ない。
数字は分かりやすい。
だから、つい気になります。
でも、100人に見てもらえなかった日でも、一人がじっくり読んでくれているかもしれない。
「いいね」を押さなくても、
「このだいふくー、なんか好きだな」
と思ってくれた人がいるかもしれない。
それは数字には見えません。
でも、ないわけではない。
数字に出ない「うれしい」も、たくさんあるんですよね。
だいふくーには、大きな成功はいらない。
Mochiesの物語を考えていると、だいふくーにはあまり大きな成功をさせたくないな、と思います。
日本一になった。
大金持ちになった。
誰よりも有名になった。
そんな物語ではない。
だいふくーが旅の途中で、
「わあ。」
と立ち止まる。
夕焼けがきれいだった。
知らない町で、おいしそうな匂いがした。
新しい仲間に会った。
一緒に笑った。
別れ際に、
「またね。」
と言ってもらった。
そういう小さな出来事を大切にする主人公でいてほしい。
なぜなら、それこそがMochiesの世界だと思うからです。
「なんでもない日が、いちばんいい。」
Mochiesの定番フォームに、この言葉を入れています。
最初は、だいふくーの雰囲気に合う言葉として生まれました。
でも毎日物語を書いていると、だんだん自分自身にも返ってくるようになりました。
なんでもない日が、いちばんいい。
これは、
「何も起こらない方がいい」
という意味ではありません。
むしろ逆です。
何でもないと思っている一日の中に、小さな出来事がたくさんある。
朝、普通に目が覚めた。
家族と話した。
ご飯を食べた。
好きなものを見た。
笑った。
誰かから連絡が来た。
今日もMochiesを一つ作った。
全部、ものすごく普通です。
だから、その瞬間には価値に気づきにくい。
なくなった時に、大切だったと気づくものがある。
これは年齢を重ねるほど感じます。
毎日あると思っていたものが、ずっと続くとは限らない。
いつでも会えると思っていた人に、いつでも会えるとは限らない。
普通にできていたことが、ある日できなくなることだってある。
だからこそ、
普通にある時に、ちゃんと気づいておきたい。
これは58歳になった今だから、若い頃より少し分かるようになったことかもしれません。
特別な日だけが人生ではありません。
むしろ人生のほとんどは、名前もついていない普通の日です。
だったら、その普通の日をどう感じるかで、人生の見え方はずいぶん変わるのかもしれません。
幸せを大きくするより、見つける力を増やす。
幸せになりたい。
誰だってそう思います。
だから大きなものを手に入れようとします。
もっと成功したい。
もっと売上を上げたい。
もっと多くの人に知ってもらいたい。
僕にもあります。
MINIBAKKAを事業としてもっと育てたい。
Mochiesをもっと多くの人に知ってもらいたい。
本にもしたい。
グッズも広げたい。
夢はちゃんと追います。
でも、夢が叶うまで幸せになれないのでは困ります(笑)。
本になるまで何年かかるか分からない。
その間ずっと、
「まだ足りない」
と言っていたら、もったいない。
だったら、
大きな幸せを一つ待つより、小さな「やった!」をたくさん見つけた方がいい。
今日にも、たぶん一つくらいある。
今日を振り返ってみる。
何かありましたか?
ものすごいことでなくていい。
コーヒーがおいしかった。
天気がよかった。
仕事が一つ片づいた。
好きな音楽を聴いた。
誰かと笑った。
投稿に一つ反応があった。
「今日もブログを書けた。」
それでもいい。
だいふくーなら、きっとそれくらいで喜びます。
そして、
「よかったね。」
と言って、また歩き始める。
幸せって、貯金みたいなものじゃないのかもしれない。
たくさん持っている人が、一番幸せ。
そう単純でもない気がします。
むしろ、
目の前にある小さなものに、何回気づけたか。
そちらの方が大切なのかもしれません。
一日に一つ見つければ、365個。
三つ見つければ、1000個以上。
そう考えると、人生には案外たくさんの「うれしい」が転がっています。
ただ、小さすぎて見落としているだけなのかもしれない。
だから今日も、「やった!」でいい。
だいふくー。
今日、何かいいことあった?
大きなことでなくていい。
きれいな空を見た。
おいしいものを食べた。
誰かが笑ってくれた。
それなら十分。
明日もまた、一つ見つけよう。
大きな夢は持ったままでいい。
遠くのゴールも目指せばいい。
でも、その途中に落ちている小さな「うれしい」を踏み越えてしまわないように。
幸せって、大きさじゃなくて、気づいた数なのかもしれない。
そして今日も、
なんでもない日が、いちばんいい。🍡
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