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「15話描いて、ようやく見えてきたもの。」

「もっちもちMochies」を始めたとき、ここまで続くとは正直思っていなかった。

白くて丸い「だいふくー」が、日本各地を旅して、その土地のお餅たちと出会っていく。

最初は、そんな小さな物語だった。

でも、ずんだ餅と出会い、みたらし団子と出会い、桜餅、草餅、出雲ぜんざい、梅ヶ枝餅、へんば餅……。

そして第15話、京都の「あぶり餅」まで来た。

一つひとつ描いていると、不思議なことが起きてくる。

最初は「お餅のキャラクター」を作っていたはずなのに、いつの間にか、それぞれに性格が生まれ、土地の景色が生まれ、出会いと別れが生まれていた。

キャラクターを作っているのではなく、ひとつの世界を作っている。

最近、そんな感覚が強くなってきた。

そして今日は、もう一つ新しいことを始めた。

物語の表紙とは別に、だいふくーと旅先で出会った仲間を二人並べた「定番の形」を作ってみた。

そこに入れた言葉は、

「なんでもない日が、いちばんいい。」

派手な出来事がなくてもいい。

誰かと一緒にいること。
美味しいものを食べること。
笑って一日を終えること。

そんな普通の日こそ、あとになって思えば、とても大切な一日だったりする。

これは「もっちもちMochies」の世界に、すごく似合う言葉だと思った。

第15話まで来ても、まだ旅は途中。

次はどこへ行こう。
どんなお餅に出会おう。

日本には、まだまだ知らないお餅がある。

そして、その一つひとつには、その土地で長く受け継がれてきた物語がある。

いつか、だいふくーたちの旅が一冊の本になって、日本中の誰かの手に届いたらいい。

そんなことを考えながら、今日もまた一枚、絵を作った。

大きな夢も、始まりはいつも小さい。

まずは一話。
そして一枚。
気づけば15話。

だいふくーの旅は、まだまだ続きます。

そして僕も、もう少し一緒に旅をしてみようと思います。

なんでもない日が、いちばんいい。

今日も、そんな一日でした。

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