今夜も21時。
Xで
「夜9時の、もっちもち。」
第7夜を投稿しました。
今日、だいふくーが出会ったのは、
桜の中にいる、
透きとおるような「くずもー」。
だいふくーは、
くずもーに聞きます。
「別れたら、
なくなっちゃうのかな」
旅を続ければ、
たくさんの出会いがあります。
でも、
出会いがあるということは、
いつか別れるときもやってくる。
ずっと一緒にはいられない。
ずっと同じ場所にもいられない。
だいふくーは、
旅を続ける中で、
少しずつそれを知り始めています。
そんなだいふくーに、
くずもーは言います。
「形は変わる。
でも、消えないよ」
一緒に笑ったこと。
もらった言葉。
過ごした時間。
姿が見えなくなっても、
それまで一緒に過ごした時間まで
なくなるわけではありません。
僕たちの人生も、
きっと同じです。
子どもの頃に遊んだ友達。
学生時代の仲間。
一緒に仕事をした人。
趣味を通して知り合った人。
長い時間を一緒に過ごした人もいれば、
ほんの短い時間しか
会わなかった人もいる。
今では、
どこで何をしているのか
分からない人だっているでしょう。
それでも、
何かの拍子に、
ふっと思い出すことがあります。
懐かしい曲を聴いたとき。
昔の写真を見つけたとき。
久しぶりに同じ道を通ったとき。
「あのとき、楽しかったな」
「あの言葉、今でも覚えているな」
そんなふうに、
何十年たっても戻ってくるものがある。
人とのつながりは、
ずっと同じ形で残るわけではありません。
会えなくなることもある。
離れてしまうこともある。
環境も変わる。
自分自身だって変わっていく。
でも、
形が変わることと、
消えてしまうことは、
同じじゃない。
僕は、
くずもーの言葉に
そんな意味を込めています。
そして、
MINIとの時間も少し似ています。
一台のMINIと出会う。
一緒に走る。
いろいろな場所へ行く。
そのMINIを通して、
たくさんの人と出会う。
いつか乗るクルマが変わったとしても、
あの日走った道や、
そこで出会った人まで
なくなるわけではありません。
クルマは変わっても、
記憶は残る。
場所を離れても、
つながりは残る。
だから僕にとってMINIは、
単なる移動手段ではないのだと思います。
思い出を乗せて走るもの。
そして、
人と人をつないでくれるもの。
だいふくーの旅も、
第7夜まで来ました。
最初は、
何も知らずに
ひとりで転がり始めました。
そこから、
仲間を知り、
違いを知り、
自分らしさを知り、
つながりを知り、
そばにいるやさしさを知った。
そして今夜、
「別れても、大切なものは消えない」
ということを知ります。
これから、
だいふくーはもっと遠くへ行きます。
もっとたくさんのMochiesと出会います。
出会えば、
また別れもやってくる。
でも、
そのたびに何かが心に残る。
そして、その一つひとつが、
だいふくー自身を
少しずつ変えていく。
ころん。ころころ。
旅を始めた日のだいふくーと、
今のだいふくーは、
もう少し違います。
出会った数だけ、
心の中に誰かがいる。
もらったやさしさの数だけ、
少しやさしくなっている。
そして、いつか。
自分がもらったものを、
今度は誰かへ渡していく。
その日へ向かって、
旅は続きます。
桜は散っても、
春があったことは消えない。
姿が見えなくなっても、
一緒にいた時間は消えない。
やさしさは、
ほどけても消えない。
『もっちもちMochies 日本一周の旅』
明日の夜9時も、
また次の出会いへ。