MINI好きの会社 合同会社MINIBAKKA

完成形なんて、まだいらない

最近、毎日のように何かを作っています。

デザインを考える。

描き直す。

商品にする。

SNSに出す。

反応を見る。

そして、また次を考える。

MINIBAKKAを始める前に想像していた「会社を経営する」という姿とは、ずいぶん違うかもしれません。

もっとスマートに計画を立てて、予定通りに物事が進んでいく。

そんなイメージもありました。

でも実際は、

やってみないと分からないことばかり。

だから今は、それでいいと思っています。

「これでいい」より「もっとできる」。

一つのデザインを作っても、

「もう少しMINIを大きくしたい」

「この色じゃない」

「海外の人が見たらどう感じるだろう」

そんなことを考え始めると、なかなか終わりません。

時には何度も何度も作り直す。

正直、時間もかかります。

でも、その繰り返しの中で、

「これだ」

と思える瞬間がある。

最近作ってきた赤富士や北斎の作品もそうでした。

最初から今の形が見えていたわけではありません。

一枚ずつ作りながら、

「MINIBAKKAは、こういう世界を作っていけばいいんじゃないか」

と少しずつ見えてきた。

ブランドって、最初に全部決めてから始めるものではないのかもしれません。

走りながら、自分たちの形を見つけていく。

少なくともMINIBAKKAは、そんなブランドでいたいと思っています。

58歳になって思うこと。

先日58歳になりました。

この年齢になって、新しい会社を作り、新しいデザインを考え、SNSの反応に一喜一憂している。

少し前の自分には想像できなかった毎日です。

でも今、すごく感じることがあります。

何歳からでも「初めて」は作れる。

初めて会社を経営する。

初めてブランドを育てる。

初めて海外を意識した商品を作る。

初めてキャラクターを生み出す。

分からないことだらけです。

でも、分からないから面白い。

昨日まで知らなかったことを今日知る。

今日できなかったことが、明日は少しできるようになる。

それだけでも、人はまだまだ前へ進める。

MINIも、ずっと変わってきた。

考えてみれば、MINIだってそうです。

Classic Miniから現在のMINIまで、時代とともに大きく変わってきた。

それでも、

「あ、MINIだ」

と分かる何かが残っている。

変わり続けても、芯は変わらない。

MINIBAKKAも、そんなブランドになれたらと思っています。

デザインは変わる。

商品も増える。

日本だけでなく海外へ向かうかもしれない。

MINIだけではなく、さらに新しい世界へ広がっていく日が来るかもしれない。

それでも、

「クルマが好きって、こんなに楽しい。」

その原点だけは変えたくない。

まだ途中だから、面白い。

MINIBAKKAには、まだ完成形がありません。

むしろ今は、完成させたくないと思っています。

赤富士を作ったら、北斎が見えた。

北斎を作ったら、その先の日本文化が見えてきた。

一つ進むたびに、また次の道が現れる。

だったら、その道を走ってみればいい。

行き止まりなら戻ればいい。

面白い道を見つけたら、少し遠回りしてみればいい。

MINIに乗っているときと同じです。

目的地へ最短距離で着くことだけが、ドライブの楽しさじゃない。

寄り道したから見える景色がある。

MINIBAKKAも、きっと同じ。

58歳。

まだまだ試します。

まだまだ失敗します。

そして、まだまだ作ります。

完成形なんて、もう少し先でいい。

今はただ、

昨日より一歩、面白い方へ。

明日もMINIBAKKAは走ります。

KEEP DRIVING.KEEP CREATING.MINIBAKKA.