MINI好きの会社 合同会社MINIBAKKA

今日は少し、「思い出」について

歳を重ねていくと、不思議なことがあります。

ずっと忘れていたはずの景色を、ふとした瞬間に思い出す。

昔乗っていたクルマ。
一緒に走った仲間。
旅先で見た景色。
何気なく交わした言葉。

そのときは特別だと思っていなかった時間ほど、何年も経ってから突然よみがえってくることがあります。

MINIも、きっとそうです。

ただの移動手段だったら、こんなにも昔の一台を覚えていない。

初めてハンドルを握った日のこと。
故障して困った日のこと。
意味もなく遠回りして帰った夜。
仲間と並べて写真を撮った時間。

クルマそのものだけではなく、その向こうにある時間まで覚えている。

だからMINIって、面白いんだと思います。

そして今、僕が書いている
「もっちもちMochies 日本一周の旅」。

今夜Xで紹介したのは、第8話。

タイトルは、

「思い出は消えない」。

だいふくーが大阪で出会ったのは、桜餅の「さくらん」。

桜は散ってしまう。

でも、桜が咲いていた春まで消えてしまうわけじゃない。

さくらんは、だいふくーにこんなことを伝えます。

思い出は、ずっと握りしめていなくてもいい。

忘れることがあってもいい。

何かのきっかけで、ふっと戻ってきたときに、
「久しぶり」と言えればいい。

僕はこの物語を書きながら、MINIも同じだなと思いました。

一台のMINIと過ごした時間。

家族との時間。

仲間との時間。

仕事をしてきた時間。

そして、これから始まる時間。

全部を毎日思い出すことはできない。

それでも、消えたわけではありません。

僕自身も、これからMINIBAKKAを続けながら、新しいものを作っていきます。

MINIのデザインも。

もっちもちMochiesも。

物語も。

一見、まったく違うことをしているように見えるかもしれません。

でも僕の中では、どこかでつながっています。

好きだったもの。
大切だった時間。
忘れたくない景色。

それを、次の何かへ残していく。

MINIBAKKAもMochiesも、そんな場所にできたら面白い。

今夜も、だいふくーは旅をしています。

ころん。

ころころ。

出会って、別れて、また次の町へ。

旅は進んでいく。

でも――

思い出は、消えない。

そんな夜です。

明日もまた、新しい一日へ。

MINIBAKKA