秋の夕暮れ。
だいふくーときなこんは、道に迷ってしまいました。
「こっちで合ってるのかな?」
「戻ろうか。」
そう話していた時、曲がり角の向こうに、大きなイチョウの木が現れました。
夕日を浴びて、黄金色に輝いています。
ふたりは思わず足を止めました。
「道、間違えちゃったね。」
「うん。でも、間違えなかったら、ここには来なかったね。」
今日の「夜もっち」は、そんなお話です。
予定どおりじゃない人生。
僕たちは、つい予定どおりに進むことを正解だと思ってしまいます。
目標を決め、計画を立て、最短距離で進む。
もちろん、それは大切なことです。
でも、長く生きていると、予定どおりにならなかったことが、思いがけない出会いにつながることもあります。
僕自身、33年間勤めた会社を離れ、58歳で起業しました。
会社員時代には想像もしなかった毎日です。
MINIBAKKAを立ち上げ、Mochiesという物語を作り、小説まで書くようになりました。
思い描いていた人生とは、ずいぶん違います。
うまくいかないこともあります。
でも、あの時、違う道を選ばなければ出会えなかった世界が、今ここにあります。
遠回りにも、意味がある。
もちろん、すべての失敗が良い結果につながるわけではありません。
間違えたら、戻る勇気も必要です。
ただ、思いどおりにいかなかったからといって、その時間まで無駄だったとは限らない。
そんなふうに思うのです。
だいふくーときなこんが見つけたイチョウの木。
それは、目的地にはなかった景色でした。
正しい道だけが、素敵な場所につながっているわけじゃない。
人生も、きっと同じです。
今日の寄り道が、いつか大切な思い出になるかもしれません。
だから、時には立ち止まって、目の前の景色を楽しみたい。
今日も、もちもち。🍡
なんでもない日が、いちばんいい。
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